宮澤優一事務所

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「あんしん案内人」に
なった理由
宮澤優一が、老いじたく&相続の「あんしん案内人」になるまでの経緯についてです。

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大切にしていることは、「幸せづくりのお手伝いをしたい」という気持ちです。
特定行政書士 社会福祉士 宮澤優一

法学部を出てから「法律の知識を生かせる仕事」として就いたのは、警察官。生活安全課という部署の刑事でした。偶然のたまものでもあったのですが、法律の知識が役立つ部署が警察にもあるらしいと知り、進んだのです。
 生活安全課は、警察の中でも本当に幅広い事柄を扱う所で、まさに「ゆりかごから墓場まで」。ゴミの不法投棄から、虐待、ストーカーも扱います。その中で、保護を必要とする方、さまざまな問題から守るべき人たちと接することにもなりました。
 警察官の仕事には誇りを持っていましたが、もっと人とつながりながら働きたいと悩み始めたころにご縁をいただき、危機管理の仕事をやらないかとお誘いを受けて、社会福祉法人に転職しました。
 「介護の現場も知っておいてほしい」と言われ、養護老人ホームで介護の仕事を経験しました。養護老人ホームは、難しく言うと「措置施設」といい、生活環境や経済的に困難を抱えた、いろいろなご事情がある方が入所する施設です。そこで働くうちに、「福祉ってこういうことなんだな。こういう方たちを支える仕事なんだな」と知り、そこからどんどん福祉の世界に引き込まれていきました。

「福祉」と「法律」は、切っても切れない関係だとわかったのです。

福祉のことだけ知っていてもだめで、人として大事な権利を実現できていない利用者さんが多いと気付きました。そのための「後見」という仕事をしたいと思い始めました。また、相続も切り離せない問題で、円満だった家族関係が、相続をきっかけに壊れてしまう不幸な実例も体験しました。
 身近に相談できる法律家として貢献したいという思いが、独立して事務所を構えるスタートになりました。
 社会福祉法人に勤めながらもう一度法律を勉強し直し、行政書士の資格を取ったのが2014年。翌年には、上級の資格である特定行政書士試験に合格しました。

認知症の高齢者を支える仕事は、その高齢者を福祉で支援している人たちも支えることになります。

福祉という“こことは別の世界”があるのではなく、いろいろな立場にいる人が全員でチームになって支え合う。そのチームの中に、法律の知識を持ったプロフェッショナルは絶対に不可欠なんだと、福祉系の行政書士を続けてきて確信しました。ますます福祉に軸足を置いていきたいと、思いを固めています。

そして、福祉系行政書士を掲げるプロとして、新たに社会福祉士の資格を取りました。

老いじたくと一言で言っても、ご家族の事情や金銭面など、お一人お一人を取り巻く状況はそれぞれ異なり、場合によって課題もさまざまです。
 社会と結びついた実生活に必要な福祉の知識を身に付けることで、福祉の力を老いじたくにつなげ、よりさまざまな方のサポートをしたいのです。生活の中でかなえたい思いを実現できる可能性が、もっと大きくなると考えています。

私が大切にしていること。

抽象的ですが、「幸せづくりのお手伝いをしたい」という気持ちです。
 事務的に手続きするだけではなく、相続をきっかけにして、もう一度“家族が家族になる”、そういうお手伝いをしたい。遺言も、ただ財産承継のための文章を作るのではなく、自分が人生をかけて築いた家族がどんなものだったのかを振り返り、ご自分の思うように最後を過ごしていただくお手伝いをしたいのです。
 子どもの立場からすれば、親が認知症になった時、人生の終わりを迎えた時に子どもとして後悔しないためにはどうしたらいいのかというのを、一緒になって考えたいのです。
 相続のことばかりでも、介護のことばかりでもよくないのです。これからの生活の全体を考えた「老いじたく」で、ご自分もご家族も、そして関わる周りの人たちも、みんなが幸せになれるような役割を果たしたいと思っています。